レディース オフィスカジュアルの基本は?
流行に左右されない お手本コーデをご紹介!
仕事ではオフィスカジュアルが推奨されていますが、具体的にどんなスタイルで出勤すればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、ビジネスシーンにふさわしいオフィスカジュアルのルールと、レディースのお手本コーデをご紹介します。
【目次】
レディースのオフィスカジュアルとは?基本ルールをチェック
- レディースのオフィスカジュアルで避けたいポイント
- 【春夏向け】おすすめレディースのオフィスカジュアルコーディネート
- 【秋冬向け】おすすめレディースのオフィスカジュアルコーディネート
- レディースオフィスカジュアルQ&A
- レディースオフィスカジュアルの基本を押さえて好印象を与える
01. レディースのオフィスカジュアルとは?基本ルールをチェック
レディースのオフィスカジュアルとは一体何なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。まずはオフィスカジュアルの定義と注意点を解説します。
オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルとは、スーツほど堅苦しくなく、程よくカジュアルな要素を取り入れたビジネスファッションのことです。女性のオフィスカジュアルは、シンプルなブラウスにパンツかミディアム丈のスカートが一般的です。
どの程度までカジュアルダウンするかは会社の雰囲気にもよりますが、クライアントと会う際に失礼のない服装であることが前提です。
清潔感のある服装を心がけましょう。
オフィスカジュアルでは、相手に不快感を与えない清潔感のある服装を心がけることが大切です。カジュアルファッションの服装の中には、あえてシワに見えるような素材のものもありますが、そのようなものはビジネスの場にはふさわしくありません。
だらしない印象を与えないためにも、オフィスカジュアルはシワや汚れのない清潔感のあるコーディネートを意識しましょう。
落ち着いた色をベースにコーディネートする
女性のオフィスカジュアルは、白、黒、紺、ベージュなど落ち着いたベーシックカラーをベースにコーディネートするのが基本です。アクセントとして派手な色を使うのはOKですが、全体的に派手な色でコーディネートしてしまうと、職場にそぐわない印象を与えてしまう可能性があります。
ビジネスシーンにふさわしいきちんとした印象を与えるためにも、トップス、ボトムスともに落ち着いた色を選びましょう。
会社の雰囲気に合わせる
女性のオフィスカジュアルの基準は、会社の雰囲気によって異なります。ジャケット着用のオフィスカジュアルを指定している会社もあれば、柄物のブラウスなどカジュアルなアイテムがOKの会社もあります。
オフィスで浮いてしまわないように、まずはスーツにジャケットといったベーシックなオフィススタイルから始めて、徐々に会社の雰囲気に合ったアイテムを取り入れていくと良いでしょう。
02.レディースのオフィスカジュアルで避けたいポイント
レディースのオフィスカジュアルで気をつけたいポイントをご紹介します。周囲から常識がないと思われないよう、事前にチェックしておきましょう。
露出度の高い服装はNG
露出度の高い服装はオフィスカジュアルには不向きです。肩や胸、足などを大胆に露出した服装は、周囲から見られる可能性があります。職場の秩序を守るためにも、オフィスではあまり露出度の高い服装は控えるようにしましょう。
避けるべき女性のオフィスカジュアルの服装は以下の通りです。
・オフショルダー
・透けるトップス
・ミニ丈スカート
・ショートパンツ
また、かがんだ時に胸元が露出していないかチェックしましょう。
派手な色や柄は避ける
オフィスカジュアルは落ち着いた色が基本なので、派手な色や柄はオフィスでは浮いてしまう可能性があります。特に以下のようなものは避けましょう。
女性のオフィスカジュアルにふさわしくない色・柄
・原色に近い赤、黄、緑など
・アニマル柄
・派手な花柄
職場に場違いな印象を与えないためにも、派手な色柄のレディース服は避け、シンプルで落ち着いたコーディネートを目指しましょう。
カジュアルすぎるアイテムは避ける
オフィスカジュアルでの通勤が推奨されていても、カジュアルすぎるレディース服はビジネスシーンには不向きです。特に以下のようなアイテムは、オフィスカジュアルとしてはカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
カジュアル要素の強いレディース服
・Tシャツ
・ジーンズ
・パーカー
・ボーダーのトップス
・網目の大きいニット
きちんとした印象を与えるには、カジュアルすぎてオフィスに不釣り合いなレディース服は避けること。
03.【春夏向け】おすすめレディースのオフィスカジュアルコーディネート
春夏シーズンにぴったりなオフィスカジュアルの着こなしをご紹介します。どんなコーディネートが自分に合っているのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
春夏のレディースオフィスカジュアルコーディネートの注意点
春夏は暑く汗ばむ季節なので、通気性や速乾性に優れた素材のレディース服がおすすめです。ただし、胸元が開きすぎているトップスは暑いのでおすすめできません。
ボトムスは細身のレディースパンツが定番ですが、通気性に優れたワイドパンツもおすすめです。フェミニンな印象を与えたいなら、薄手のフレアスカートでもいい。
ジャケットはゆったりとしたものを選ぶと、すっきりとモダンな印象になる。
ベーシックなジャケットでは堅苦しいという人には、ゆったりとしたシルエットのジャケットがおすすめ。きちんと感があり、スタイリッシュに見えるので、1着持っていると何かと重宝する。
ボトムスは、すっきり見えるテーパードパンツもいいけれど、上品に見えるワイドパンツなら、より洗練された印象に。
フェミニンなスカートと合わせて上品に。
上品に着こなすなら、タイトシルエットのスカートにジャケットを合わせるのがおすすめ。体のラインを拾いすぎないゆとりのあるシルエットは、オフィスシーンにふさわしいきちんとした印象を与えてくれる。
ジャケットとスカートのセットアップの場合、インナーに薄手のノーカラーカットソーを合わせると、カジュアル感がダウンする。
美シルエットで着心地のいいワイドパンツ
ワイドパンツは、女性のオフィスカジュアルに大人気のアイテム。ワイドパンツの中でも、センタープレスが入ったアイテムはきちんと感を演出できます。
また、ワイドパンツはヒップの位置を高く見せてくれるので、脚長効果も期待できます。パンツにゆとりがあるので動きやすく、外出先で動き回ることが多い日にぴったりです。
夏は1枚で着られるブラウスが便利
夏はジャケットやカーディガンを羽織らずにトップスだけを着ることが多いので、1枚で着ても様になるブラウスが重宝します。とろみ素材のブラウスなら、こなれた印象に。
白や黒などのベーシックカラーが使いやすいが、夏らしさを演出するパステルカラーもおすすめ。ブラウスを選ぶときは、かがんだときに胸元が露出しないかどうかをチェックしましょう。
女性用襟付きシャツできれいめスタイルに
女性用の襟付きシャツは、仕事着のマストアイテム。普段使いだけでなく、大事な会議や商談など、きちんと感を出したい場面でも重宝します。
夏に向けてシャツを買い足すなら、レディースの七分丈シャツがおすすめ。涼しいだけでなく、半袖シャツよりもフォーマルに見える。また、手首の細さが強調され、華奢な印象を与える。
04.【秋冬向け】レディースのオフィスカジュアルコーディネート
続いては、秋冬シーズンにぴったりのオフィスカジュアルコーディネートをご紹介します。フェミニンなコーディネートからクールなコーディネートまで幅広くご紹介しますので、ぜひご覧ください。
秋冬のレディースオフィスカジュアルコーディネートのポイント
秋冬のレディースファッションでは、オーバーサイズのニットやアウターがよく登場しますが、ダボっとしたシルエットのレディース服にオフィスカジュアルを合わせると、だらしない印象になってしまいます。スッキリとしたシルエットを作るには、暖かいインナーやカーディガンでシルエットを調整しましょう。
ボトムスはセンタープレスパンツかミディアム丈のスカートにタイツが定番。暖かい素材を選んで肌寒い季節を乗り切ろう。
きちんと見えするテーラードジャケットで万人受けを狙う
テーラードジャケットは、秋冬の女性のオフィスカジュアルにぴったりのアイテム。細身のシルエットでウエストを絞ったアイテムを選べば、スタイルアップしながら大人の女性らしさを演出できます。
ゆとりのあるシルエットのワイドパンツなら、メンズライクでアクティブな印象に。
ロングタイトスカートで上品な大人の印象に
ロングタイトスカートは女性らしさを引き立ててくれる優秀アイテム。あたたかみのあるベージュを選べば、秋冬のおしゃれが楽しめます。
履き心地を重視するなら、ウエストはゴム素材がおすすめ。伸縮性に優れた素材を選べば、タイトスカート特有の動きにくさも解消され、通勤も快適に。
落ち着いたトーンのテーパードパンツが大人の魅力を引き立てる
テーパードパンツとは、腰回りはゆったりとしていて、脚に向かって徐々に細くなっていくシルエットのパンツのこと。ベーシックでありながら、レッグラインをきれいに見せてスタイルアップ効果もある。
ジャケットとの相性も抜群だが、シンプルなブラウスやニットに合わせてもいい。秋冬のコーディネートは、黒や紺など落ち着いた色が合わせやすい。
美しいデザインのカーディガンが優しい雰囲気を演出
気軽に羽織れるシンプルなカーディガンは、秋冬のレディースオフィスカジュアルに欠かせないアイテム。前ボタンを閉めて一枚で着てもいいし、ブラウスの上にさらっと羽織るだけでもいい。
ラフに着こなすなら、ジャストサイズのカーディガンがおすすめ。ロングスカートに合わせれば、キュートでエレガントな印象に。
着回しのきくタートルネックニットできちんと感をアピール
秋冬ファッションに欠かせないニットだが、アイテムによってはカジュアルになりすぎることも。オフィスカジュアルコーデに合わせるなら、タイトなシルエットで編み目の細かいレディースニットを選ぶのがおすすめだ。
襟付きのタートルネックなら、1枚でもジャケットのインナーとしてもおしゃれに着こなせます。
05.レディースオフィスカジュアルQ&A
最後に、レディースのオフィスカジュアルに関する質問にお答えします。これから服を揃えようと思っている方は参考にしてみてください。
レディースオフィスカジュアルは何着までOK?
レディースオフィスカジュアルは何着までおしゃれに着こなせるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。通勤コーデをまとめるOLさんは、以下のようなレディース服を購入して上手に着こなしましょう。
レディースオフィスカジュアルの基本ワードローブ
ジャケット 2着
ベーシックパンツ 2本
襟付きシャツ 1枚
シンプルなブラウス 1枚
ゴージャスなブラウス 1枚
タイトスカート 1着
週間おすすめコーディネート
月曜日 ジャケット×襟付きシャツ×ベーシックパンツ
火曜日 ジャケット×華やかブラウス×タイトスカート
水曜日 ジャケット×シンプルブラウス×ベーシックパンツ
木曜日 ジャケット×襟付きシャツ×タイトスカート
金曜日 ジャケット×華やかブラウス×ベーシックパンツ
職種によってレディースのオフィスカジュアルの服装に違いはある?
職種によってレディースのオフィスカジュアルの基準は異なります。例えば、お客様と直接接する機会の多い営業職はジャケット着用が一般的です。
一方、社内で過ごすことが多いOLやクリエイターは、比較的カジュアルなコーディネートが多いようです。職種によってオフィスカジュアルの基準が異なるため、最初は同職種の先輩のコーディネートを参考にするとよいだろう。
06.レディースオフィスカジュアルの基本を押さえて好印象を与える
レディースのオフィスカジュアルの定義は、会社の雰囲気や職種によって様々ですが、前提として周囲に不快感を与えないことが大切です。まずはシンプルで落ち着いた色合いのレディース服から始めて、徐々に自分なりのスタイルを試してみましょう。
どんな通勤服から始めればいいのか悩んでいる方は、今回ご紹介したコーディネートを参考にしてみてください。