『犯人は踊る』は、たった1枚の犯人カードが、誰もが「持っていたくない」と嫌われて全員の手札から手札へと秘密裏に巡っていく中で、所在を推理して最後の持ち主を当てるカードゲームです。
事件が起きました。
犯人は今日この場所に集まった、私たちの中にいます。
バラバラに配られた全員の手札の中に、たった1枚だけ〈犯人〉カードがあります。
この〈犯人〉を持っている人を当てられれば勝ち、当てられてしまうと負けです。
1人ずつ代わりばんこに、手札から1枚くり出しては、その効能を使っていきます。
例えば〈目撃者〉は、誰かの手札をすべて見られます。
また〈探偵〉を使えば、「きみが犯人だ!」と1人を告発できます。
犯人を持っていることを見られたり、当てられて負けてしまうのは嫌なので、〈取り引き〉や〈情報交換〉などで左隣や任意の誰かに渡してしまいましょう。
渡したその人が犯人なのですから、自分が当てられるチャンスです。
でも、同じように、人の手へ、また人の手へと、どんどん渡っていきます。
「こうきて、ああきて、今はあそこにあるはずだ…」と、よく見て所在を推理しましょう。
他のいろいろなカードも巡ってきます。
〈探偵〉が手に入れば「きみが犯人だ!」と当てにいけます。
しかし、確信があったにもかかわらず、相手の回答は「違います」だったりします。
なぜでしょうか? 〈アリバイ〉カードを併せて持っているからかもしれません。
もしかしたら、少し前に二者間で渡されたのは〈犯人〉ではなかったのかもしれません。
実は〈犯人〉カードでも勝つことができます。
手札を使うたびに、各自の手札枚数は次第に減っていきます。
最後の手札1枚が〈犯人〉だったとき、自分の番で逃げ切りが成立します。
枚数が限られた〈探偵〉は、確信をもって使わなければ〈犯人〉を逃がしてしまうかもしれないのです。
こうしてゲームを続けていき、〈犯人〉を当てたらその人の勝ちで〈犯人〉の負け、〈犯人〉が逃げ切ったらその人の勝ちで他全員の負けです。
作者:鍋野ぺす(鍋野企画)イラスト:鍋野たま(鍋野企画)メーカー:すごろくや 「すごろくや」は「犯人は踊る」の製造・販売元ですのでご安心ください。
対象年齢 8才〜大人 遊べる人数 3〜8人用 プレイ所要時間 10分 内容物 ・カード32枚 ・予備の空欄カード 2枚 ・説明書1部 モニターの発色の具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。
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